■映画 「トガニ  幼き瞳の告発」
トガニ
映画史上、最も衝撃的な告発が始まる

-映画だからこそ描けた真実が、社会を変えた-

ある聴覚障碍者学校で信じられない事件が告発された。2000年から6年もの間、校長を始め教員らが複数の生徒に性的虐待を行っていたのだった。

2005の事件発覚後も加害者は法的な処罰を受けず、教壇に立ち続けていた。その真実に憤りを感じた、韓国の人気作家コン・ジヨンが事件を題材に小説を発表、大ベストセラーとなる。
更には、小説を読み大きな衝撃を受けた俳優コン・ユが映画化を熱望。韓国で公開されるや460万人以上を動員、多くの人々が不条理な司法制度を批判し政府を動かすまでに発展、一大社会現象を巻き起こした。
本作を見た李明博(イ・ミョンバク)大統領は「意識改革の必要性」を国民に呼び掛け、事件の再調整、法律の改正、そして実在する学校の廃校といった事態までに及んだ。
まさに、映画の力が国家を動かしたのだ。

-深い悲しみをたたえた幼き瞳たち-

郊外の学校に赴任することになった美術教諭イノ(コン・ユ)は、ある放課後、尞の指導教員が女子生徒の頭を洗濯機の中に押し付ける光景を目にし生徒をかくまう。その少女は男女複数の生徒が校長を含む教師から性的虐待を受けていることを告げる。幼い娘を持つ彼は、大きな衝撃と憤りを感じこの真実を告発することを決意する。
様々な妨害や葛藤がありながらも子供たちと共に法廷に立つイノ。
しかし、彼らの前に残酷で理不尽な現実が立ちはだかる・・・
「コーヒープリンス1号店」のコン・ユがいままでのイメージを超え、命を掛けて闘う教師役を熱演。現実と良心の間で葛藤する主人公の姿、子供たちの希望を信じようとするまっすぐな眼差しが、観る者の心を揺さぶる。事件の悲惨さのみならず、息詰まる法廷劇の行方にも目が離せない極上の告発サスペンスだ。

トガニ公式サイトへ
-